缶コーヒーとコンビニコーヒーについて

コーヒー紹介
08 /31 2015
 8月31日にジョージアがザ・プレミアムコーヒーという缶コーヒーを発売しました。
 その売りはいくつかありますが、
① ブラジル産最高等級豆を贅沢にブレンド(ブレンド豆量を通常より1.3倍使用)
② 時間と手間を掛けた「深煎りじっくり焙煎」
③ 雑味を抑えるために粗挽きを採用 ・・・
となっていたので、少しひっかかることがあるので書いてみました。
 コーヒー豆には、アラビカ種とロブスタ種(カネフォラ種ともいう)の2種類があります。ロブスタ種は病虫害に強く、収穫量も多いため低価格品に採用されますが、えぐ味が強くこの豆を100%使ってコーヒーを淹れると、とてもじゃないが飲めたものではないということです。(私は飲んだことはありません)従って、アラビカ種の豆の増量用としてブレンドして使います。この謳い文句を見るとアラビカ種を100%使用しているとは言っていませんので、ロブスタ種を混ぜているんでは。飲んではいないので何ともいえませんが、その分味わいは落ちると思います。

 ブラジル産最高等級豆を贅沢にブレンドとしています。これは、生産国側で格付けした最高品質を示していると思いますが、恐らくブラジルサントスを指していると思います。サントスは「サントス港から輸出されたブラジル産のコーヒー豆」という意味ですので、スペシャルティレベルでは下のレベルに位置づけられるものです。

 時間と手間を掛けた深煎りじっくり焙煎、粗挽き・・・
 深煎りにするということは、ロブスタ種特有の「ロブ臭」と呼ばれる麦を焦がしたような臭気を深い焙煎で焼いてしまおうということだと思います。しかし、この焙煎の豆を中挽きや細挽きにすると、苦味が強すぎる抽出となってしまうために、粗挽きにしてコーヒー豆の成分の抽出量を抑えるということをやっているんだと思います。要するに、薄目に抽出しているということです。

 これに比較すると、セブンイレブンのコーヒーは、ウォッシュド(水洗)方式を採用した100%アラビカ豆を採用といっていますので、この缶コーヒーより味わいはいいかもしれません。但し、ジョージアのように豆の品質については言及していませんので、どのレベルのアラビカ豆を使っているかは定かではありません。またウォッシュドを謳い文句にしていますが、コロンビアやタンザニア、ケニアなど、ウォッシュド処理するのを基本としている国が多数ありますので、これだけでは売りにならないと思います。ウォッシュドが高級かというと最近はナチュラルで精製したほうが、コーヒーチェリーのもつフルーツフレーバーが豆に移って良いと評価する傾向もあります。
 
手軽に飲める缶コーヒーや、コンビニのコーヒーのレベルがあがるのはいいことだと思います。
ただ、たまには、豆を選んで、こだわりの器具で丁寧に淹れてくれるところでコーヒーを飲んでみて下さい。
豆にはそれぞれ個性があります。いろいろ飲むと好きな味が見つかるかもしれません。
そんなお手伝いができたらと、思う今日この頃です。


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